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2022年 北海道地区大会に参加しました。

ETロボコンとは

ロボコンと聞くと、テレビでよく見かける自作したロボットをつかって、玉入れや荷物運びをするロボット競技を想像しますが、ETロボコンはそうではなく、決められた規格のロボットを使ってプログラミングのみで決められたコースを走る競技です。
当社スリーエスでは去る9月24日に「ETロボコン2022 北海道地区大会」に 参加いたしました。

当社の取り組み

ETロボコンは、自動車(車載システム)、医療機器、家電等で使われている”組み込み系プログラム”を駆使した競技であり、タイムトライアルの戦いとともに技術教育、人材育成を兼ね備えたロボットコンテストです。

当社では2016年より参加しておりますが、毎年新入社員有志によりチームを作っております。新入社員なので当然プログラミングは初心者ですし、中には文系出身のメンバーもいます。当社の狙いとしてはこの場を利用して、順位とは別にチャレンジ精神・技術力・コミュニケーション力の3つを兼ね備えた人材育成を目指しております。

 ・チャレンジ精神
ETロボコンに参加するチームは、学生から社会人まで様々なメンバーによって構成されます。参加したは良いが「自分たちは相手になるんだろうか・・」と心配するメンバーもいます。ご安心ください。当社が参加するクラスは「プライマリークラス」と言って、「プログラミングや設計はしたことがあるけど、経験は少ない…」というメンバー向けのクラスです。学生と社会人が同じ条件で競い、上位に食い込めばチャンピオンシップ(全国大会)も夢ではありません。メンバーも目標をもってチャレンジします。

 ・技術力
参加チームはモデルシート(システム設計書)の提出が義務付けられます。つまり、大会で良い成績を目指すためには、モデルシートの出来栄えとともに設計の信頼性や一貫性を意識してプログラミングをする必要があります。この段階で競技の為ではありますが、システムの設計力・プログラミング技術とシステム構築の一連の流れが身に付き、それが競技の走行タイム・順位に反映され、結果として表れます。

 ・コミュニケーション力
ETロボコン地区大会に向けて幾度となくメンバー全員が集まり、設計→プログラミング→ロボットへの実装・走行を繰り返す訳ですが、最初は当然のことながらロボットは言う事を聞きません。メンバーで協議をしてプログラミングの変更、時には設計変更となり、システム開発さながらです。チームには自然とリーダーが生まれ各メンバーの自主性が備わり、システムの完成と同時にチーム全体に団結力とコミュニケーション力が身に付きます。

更にETロボコン地区大会の競技後には、懇親会が実施され(ここ数年は中止・・)学生・社会人の垣根を超えた交流もあり、様々な経験をすることができます。

 上記の通りETロボコンは競技の成績だけではなく、人材育成を兼ね備えたマルチな大会です。当社としては、引き続きETロボコンを人材育成の一部に位置付け、積極的に取り組んで行きたいと思います。

2022年度 結果報告

ETロボコン2022 北海道地区大会での結果ですが、残念ながら上位に食い込むことが出来ずにチャンピオンシップ(全国大会)に進む事はできませんでした。

メンバーは既に各配属先でプロジェクトに参加し、システム開発を行っております。ETロボコンでの経験は成功と失敗の連続だったはずです。その経験は財産であり、必ず技術者としての成長に繋がると考えております。来年もまた、新しい力で目標を作りETロボコンで貴重な経験をしてもらえればと思います。

練習風景

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大会風景

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大会終了 皆様ご苦労様でした!

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